<移住コラム>不動産屋さんって必要!?

佐賀北部山間部で移住のお手伝いをするようになって、様々な事例に出会うことができています。
そんな私だからこそ書けることがあるのではないかと思い、移住コラムを書き始めました。

わたくし門脇享平は、NPO法人Murark(ムラーク)で移住のコンサルティングを行っています。

なぜそんなことができているのかというと、前職が不動産屋さんで、賃貸物件の仲介から投資用不動産の売買まで幅広く不動産業に携わることができた一方、
私自身が移住者であり、家探しに苦労しており、今でも中々腰を落ち着ける場所を見つけることができないでいる当事者でもあるからです。


今お借りしているお宅は大変心地よく過ごさせていただいています。

一口に空き家探し、空き家活用といっても、かかわる人々の状況や気持ちに応じて、最善の条件は千差万別です。
ただ、悩まれるポイントは似ていることが多いので、こうして記録にしたためておくと、誰かの役に立つのではないだろうかと思っています。

今回のテーマは「不動産屋さん」

物件が見つかったら、あとは自分たちで、というケースが数多くありますが、トラブルの元。。。

町で暮らす皆さんは、家を借りよう、買おうと思ったときには必ず近くの不動産屋さんに相談に行かれると思います。

果たして人づてで物件を紹介してもらったときでも、不動産屋さんに依頼した方がいいのか?
疑問に思われる方、お金の無駄と思われる方も多いと思います。

しかし、私としては

必ず不動産屋さんにお願いしてほしい

と考えています。

不動産屋さんのお仕事は、物件を紹介して、両者の間を取り持つことと思われがちですが、実は違います。(もちろんそれもお仕事の一つですが、、、)

不動産屋さん(正確には宅地建物取引士)の職務は「不動産に関する公正な取引の遂行」であり、借り手/貸し手、買い手/売り手双方に対して、可能な限り見えないリスクを取り除き、後々のトラブルを回避することを目的としています。

つまり、実際に暮らし始めた後に、設備が壊れた、周辺環境について知らないことがあった、先々商売をしたかった、家賃以外の費用負担について聞いたなかった、増改築ができなかった、などといった予期せぬトラブルに見舞われないように、事前に話し合いの場を設けておきたい、
ということなんです。

最初の記事で書いていたように、不動産というのは、本当に予期せぬトラブルが多いものです。
たいていの場合は、借り手/買い手が泣き寝入りをするしかないパターンが多いのですが、不動産屋さんを通しておくだけで防げるものも数多くあります。

先々の保険という意味で、不動産屋さんに家賃の1か月または売買価格の3~5%の手数料を払う、というのは必要経費だと考えて頂ければと思います。

ですので、ぜひ皆さんには、不動産屋さん(もしくは私たちのような移住相談先)を見つけてまずはご相談いただきたいと思います。

納富不動産(佐賀山間部の不動産屋さん)
住所:〒842-0301 佐賀県佐賀市三瀬村三瀬2784-3
TEL:0952-56-2038
←ご来店の際はお電話にてご予約をお願いします。

NPO法人Murark(ムラーク)
住所:〒842-0301 佐賀県佐賀市三瀬村三瀬2769-1
営業日:金~日曜日 11:00~15:00
TEL:080-5206-6674
Mail:info@murark.com

佐賀のお山の移住コンシェルジュ
門脇 享平(かどわき きょうへい)

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