中山間地ってなんだろう?

 僕が移住して暮らしているのは、旧富士町、そのまた昔は北山村、そのまたまた昔は古場村でした。現在の表記である佐賀市 富士町 大字古場からその変遷の名残がうかがえる訳です。

 最初から話がズレていてすみません、、、もう少し付き合ってください。Murarkが活動してる富士町や三瀬村や大和町松梅地区は佐賀市の一部として、 もともと郡も違ったりしてアイデンティティの確立がまだできていないのです。山とか山間地とか田舎とか言われていますが、具体的に言い表すエリア名が無いのです。あえて言えば三瀬高原?ぴったり一致はしないけど山内郷ぺんた共和国なんて名称もありました。

 合併してから統計や分類が佐賀市でまとまってしまっていることがほとんどでつらいなぁと思っていたら、とある佐賀県の資料に下記の表があり、目から鱗。合併したのであくまで参考なのかも知れないけど、貴重です。

佐賀県から出ている資料の一部です

 で三瀬高原エリアは軒並み農業地域類型では中間地か山間地。つまりよく言われる中山間地!ということになります。過疎法に該当するかどうかで差異がありますが、農山村で中山間地で過疎地ということになります。これを見ると改めてはっきり!しますね。ま、実際その通り!としか言いようがないのですが。。。

 中山間地域とは、山間地及びその周辺の地域、その他地勢等の地理的条件が悪く、農業生産条件が不利な地域をいい、農林統計上用いられている地域区分のうち、中間農業地域と山間農業地域を合わせた地域を指しています。
 山地の多い日本では、このような中山間地域が総土地面積の約7割を占めています。
 この中山間地域における農業は、全国の耕地面積の約4割、総農家数の約4割を占めるなど、我が国農業の中で重要な位置を占めています。

http://www.maff.go.jp/j/nousin/tyusan/siharai_seido/s_about/cyusan/

 それにしても佐賀市は海から山までまったく違う地理的条件の市町村が合併したことが分かります。各エリアでそれぞれ特性を活かすことができるスタイルがいいなぁと思います。

 最初に戻って、僕の暮らす古場は旧北山村古場は、、、中山間の中でも4の山間地。耕作面積(なにか植えて育てられる面積)より畦畔面積(草を刈るだけの面積。でも草花が茂り風景を作っている)の面積の方が広いぐらい。さて、この特性を活かすにはどうしたらいいのか、知恵が絞らんばです。

子をおぶって田の草を取るうちの相方。何時代やねん!

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